ブックタイトル肝炎医療コーディネーターこれだけは!
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肝炎医療コーディネーターこれだけは!
Chapter 2肝Coが知っておくべきこと新聞やテレビで活動を取り上げてもらうには?肝Coを世の中の人にもっと知ってもらうにはどうしたら良いでしょう。ひとつの方法は新聞やテレビなどのマスコミに取り上げてもらうことです。たとえば、2019年4月、ある全国紙の地域版に「肝がん死亡率全国並みに改善コーディネーター養成10年奏功」という大きな記事が載りました。肝がん死亡率が全国平均に比べて高かったY県で肝Co養成を10年続けて384人に広げ、肝炎対策を進めてきた結果、肝がん死亡率も全国並みに下がってきたという内容です。新聞記者はなぜ肝Coに注目して記事を書いてくれたのでしょうか?元新聞記者の私からみて注目点は三つあります。☆注目点1まず写真撮影を含めた取材ができる場面があることです。記事には肝Co養成講習会の模様や修了証を受け取る受講生の写真が載っています。このような現場取材ができる場面があると記事が具体的になり、親しみやすくなります。☆注目点2タイミングも重要です。「養成を始めて10年」という節目の年は記事が載りやすくなる要素です。☆注目点3何よりも訴えるのは「努力して住民の健康に貢献した」というストーリーです。新聞読者層の大きな部分を占める高齢者は健康・医療記事に高い関心を持っています。関係者の努力で肝がん死亡率が下がってきたという希望が持てるストーリーは記事が広く読まれる大きな要素になります。このように、新聞記事を書いてもらうには、いくつかのコツがあります。そのコツをいくつかご紹介しましょう。肝Coの活動について新聞・テレビ・ラジオなどを通して何か発信したいという場合、最初の一歩として手を付けやすいのは「お知らせ欄」の活用です。たとえば、新聞の片隅に載ってい66