ブックタイトル肝炎医療コーディネーターこれだけは!
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肝炎医療コーディネーターこれだけは!
Chapter 2肝Coが知っておくべきこと肝Co:肝炎ウイルスの感染を調べるために血液検査を受けてくださいね。患者さん:大丈夫でしょ。今健康だし。万が一検査を受けて治療になったら副作用も怖い…肝Co:あなたのためを思って言っているのですが…何かあってからでは遅いんですよ。患者さん:うーん、まぁ心配してくれるのは分かるけど(笑)患者さんは肝炎ウイルス検査を受けてその結果次第では、現在の生活が失われるという損失が発生すると思い、受検しないことを選択したと考えられます。「プロスペクト理論」の知識を用いて肝炎ウイルス検査を受検してもらえるようになるか?患者さんが「今健康だし。万が一検査を受けて治療になったら副作用も怖い」と言っていることから、受検することで現在の生活が失われる可能性への不安があることが理解できます。つまり受検に利得がなく損失になっている状況です。このことから次の2点をやり取りに反映させます。(1)肝炎ウイルス検査の受検が損失に繋がらず利得があるという情報。(2)肝炎ウイルス検査を受検しないことが損失に繋がるという情報。この2点を意識して変えてみた事例のやり取りを紹介しますので参照ください。54