ブックタイトル肝炎医療コーディネーターこれだけは!

ページ
154/204

このページは 肝炎医療コーディネーターこれだけは! の電子ブックに掲載されている154ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

肝炎医療コーディネーターこれだけは!

Chapter 5地域の一員としての肝Co活動:各地の課題解決を視野においた活動事例中国四国地方の肝炎診療連携拠点病院の合同勉強会で肝Coはモチベーションアップ現在、各都道府県で肝Coが養成されています。そして、肝疾患診療連携拠点病院の肝Coは、地域の肝Coの中心的存在として拠点病院の肝臓専門医と密に連携して肝疾患の啓発を推進する役割を担っています。各都道府県の拠点病院ではどのような職種の肝Coがどのような業務をしているのかは参考になりますし、連携を取ることでより効率的な活動に繋がるチャンスがあるかもしれませんよね。中国四国地方の肝疾患診療連携拠点病院の肝Co合同勉強会は、隣の県の肝Coと顔が分かる関係になり、どんな人がどのような活動をしているのか知りたいということから、中国四国地方の肝疾患診療連携拠点病院全11施設に声をかけ、各施設の肝Coみんなが集まって、情報を共有する会を作ってみようということから始まって、今や毎年の恒例の行事となりました。初めて開催した2017年は、合同勉強会開催の主旨を各拠点病院の肝Coに伝えることだけではなく、合同勉強会に参加できるように職場の上司などに了承してもらうことなど大変なことだらけでした。医師は学会や研究会などで組織の外に集まり、情報発信する機会は日常茶飯事とも言えますが、メディカルスタッフにおいては、それが日常とは言えず、そもそも拠点病院の肝Coが集まることなど、その機会の必要性や有用性を理解してもらうことに困難さがありました。実際の合同勉強会には中国四国地方の肝疾患診療連携拠点病院全11施設から20人以上が参152