ブックタイトル肝炎医療コーディネーターこれだけは!
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肝炎医療コーディネーターこれだけは!
Chapter 1肝Coって何?肝Coの位置づけ(国の要綱、コーディネーターの活躍)ここまででどうすれば肝Coになれるか、ということがわかりました。しかし、肝C oになったけれども、ちっとも活動ができていないという方もいます。何が間違っているのでしょうか?あるいは何かが足りないのでしょうか?研究班の調査でも、多くの肝Coがこういった悩みを抱えていることがわかりました。厚生労働省からの通知「肝炎医療コーディネーターの養成及び活用について(平成29年4月25日健発0425第4号厚生労働省健康局長通知)」では、コーディネーターの役割は、地域や職域における肝炎への理解の浸透、肝炎患者やその家族からの相談に対する助言、行政や拠点病院などの相談窓口の案内、肝炎ウイルス検査の受検の勧奨、陽性者等に対する専門医療機関の受診の勧奨、医療費助成などの制度の説明などとされています。なんだか求められていることが多すぎで気が引けてしまうかもしれません。しかし一方では、配置場所や職種などに応じて、「受検」「受診」「受療」「フォローアップ」の流れの中で、役割分担と連携を行うものであることを考慮して活動内容を考えることが大切である。とも記載されています。つまり、全ての役割をひとりで背負うのではなく、できることからやればいいのです。自分の立場や仕事、特技といった「強み」を活かして、目の前にいる方々が受検・受診・受療・フォローアップとスムーズに進めるように後押しをしてあげることが求められています。12