ブックタイトル肝炎医療コーディネーターこれだけは!
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肝炎医療コーディネーターこれだけは!
Chapter 4個人としての肝Co活動:職種や立場を最大限の強みとして活動するには?肝疾患診療連携拠点病院の相談員は地域の代表?拠点病院の肝疾患相談員としての肝Coの活動~肝疾患診療連携拠点病院の役割肝疾患診療連携拠点病院(拠点病院)は県内の肝疾患診療の均てん化とネットワークの構築を図る中心的役割を担う医療機関のことで、各都道府県から指定され、現在47都道府県に71施設あります。その役割として、1.肝疾患に係る一般的な医療情報の提供2.都道府県内の医療機関に関する情報の収集や紹介3.医療従事者や地域住民を対象とした研修会・講演会の開催や肝疾患に関する相談支援4.肝疾患に関する専門医療機関と協議の場の設定などの活動を行っています。拠点病院の肝疾患相談員としての肝Coの役割拠点病院では一般の方や患者さん、医療従事者からの相談業務を行うために、肝疾患相談支援センター(Y大学医学部附属病院では「肝疾患相談支援室」)が設置されていて、医師による専門相談と看護師やMSWなどによる一般相談を行っています。相談業務は肝Coの重要な役割であり、他にも、診療補助や県内の肝Coのまとめ役を担っています。以下、その活動事例について紹介しましょう。(1)相談支援患者さんや家族から病気のことや治療、日常生活の注意点な104